中日が粘りを見せてサヨナラ勝ちした。巨人戦4試合を残して当該のシーズン勝ち越しを決めた。

 8回に3点勝ち越されたが、その裏に新人阿部のソロ、9回は沢村の乱調につけ込んでビシエドの押し出し死球、阿部の犠飛で追いついた。延長11回、高橋の二塁打を皮切りに2死満塁として、最後は大島が右翼フェンス直撃打(単打)を放って勝負を決めた。

 大島はお立ち台で「長い試合をしてすみません。(9回に)みんなでつないで、最後に決められたのでよかった。巨人には勝ち越せたけど、広島には散々やられている。このあと(16日)広島に行くので今年の借りを返してきたい」とファンの喝采を浴びていた。