今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の東洋大・上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年=京都学園)が、中大を相手に9回1失点の完投で、勝ち点1を奪った。

 16奪三振で完封した1戦目から中1日の先発だったが、この日も最速148キロの直球、スプリットをコーナーに集め、4安打7奪三振。今季から指揮を執る杉本泰彦監督(58)に初の勝ち点をプレゼントした。「アドレナリンが出ていましたし、状態は2日前と変わらなかった。真っすぐで押していこうと思った」と振り返った。