日本ハム清宮は3戦連続の4打数無安打に終わり、打率は1割8分9厘に落ち込んだ。それでも「ここ何試合かよりは良かったと思います」と、打席内容に手応えを感じていた。

 1打席目はソフトバンク、バンデンハークの152キロ直球に見逃し三振。2打席目でカーブを捉えたが、ライナー性の打球は相手の好守に阻まれた。8回の第4打席では、2人目の中田から右方向へ特大ファウルも、結果は落ちる球に空振り三振。「惜しかったですけど。もうちょっとでしたね」と悔しがった。

 9日にプロ1号を放ってから、16打席連続で安打がない。ただ、首脳陣にとっては想定内。栗山監督は「本塁打の後は、なかなか相手がストライクを投げなくなる。そこで、どう対応するか。変にヒットを打つより確実に前に進んでいる」と、成長を見守っていく。