昨春のセンバツで準優勝した明大・竹田祐投手(1年=履正社)が、好リリーフで勝利を引き寄せた。

 6点リードの7回1死満塁で登板。雨が降りしきる中、制球に苦しんだが、8回以降は無失点。マウンドに土を入れた9回は最速144キロをマークし、3者凡退で締めた。「ストライク先行で、粘っていこうと。勝てて良かったです」と笑顔で話した。

 善波達也監督(55)は「メンタルが強いです。粘り強く投げてくれた」とルーキーの投球に目を細めた。