球宴初出場だった全パの西武山川穂高内野手にとって、充実の2日間だった。

 第1戦は途中出場で1安打。この日は、4番一塁で先発出場し、1安打1四球だった。狙っていた1発は出なかったが「ホームラン、打ちたかったですね、正直。でも、いろんな選手としゃべる機会があった。こういうのは、オールスターや日本代表しかない。楽しい2日間でした」と、明るく振り返った。

 試合前のホームランダービーにも出場。優勝を狙ったが、1回戦で全セの広島鈴木に敗れた。3分間、ぶっ通しで振り、6本のフェンスオーバー。鈴木に1本届かなかった。「ばてました。悔しいです。1分ぐらいで、ふらふら。体力をつけないと」と苦笑いだった。