セ・リーグ王者の広島が、8回に一挙4点を奪う逆転勝ちで巨人に連勝。優勝のアドバンテージ1勝を含めて3勝0敗とし、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ突破に王手をかけた。

雰囲気を一変させたのは新井貴浩内野手(41)。2死二塁から代打で同点適時二塁打を放ち、菊池涼介内野手(28)の決勝3ランにつなげた。

▼8回に代打新井が同点適時打。新井は阪神(08、10、13、14年)と広島(16~18年)の2球団でCSに出場しているが、球団別の成績を出すと、阪神時代は30打数6安打、0本塁打、1打点の打率2割に対し、広島復帰後は26打数9安打、1本塁打、5打点の打率3割4分6厘。広島では出場した9試合のうち7試合で安打を放ち、打点も5試合で記録している。