初登板後のコンディションもOKだ。右肩故障から復活を目指す中日松坂大輔投手(38)が、今季実戦初登板となったウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦から一夜明けた29日、ナゴヤ球場で練習を行った。

約20分間、40メートルのキャッチボールなどをこなし、マシンでの打撃練習も追加。右肩について「特に問題はないです」と話し、懸念された登板後の反動はなかった。2軍スタッフから報告を受けた与田監督も「悪い連絡がなくて良かった」と、登板後の経過も良好なことに胸をなで下ろした。

松坂は前日28日の試合では先発して20球を投げ、2回をパーフェクト。次回登板については「まだ分かりませんが(1週間後)だと思います」と話し、6月4日からのウエスタン・リーグ、広島3連戦(由宇)での登板が濃厚だ。

松坂は春季キャンプ中にファンと接触した影響で右肩炎症となり、リハビリを続けてきた。