中日松坂1軍合流 初先発へ本拠硬めマウンド好感触

2軍調整中だった中日松坂大輔投手(38)が12日、開幕後初めて1軍に合流した。

ナゴヤドームでの投手練習に参加し、山井、大野雄、阿知羅とともに打撃練習、キャッチボールなどで汗を流した。先発が有力な16日阪神戦(ナゴヤドーム)に向けて最後は捕手を立たせてマウンドから約30球を投げた。

昨年9月2日の巨人戦以来となるナゴヤドームのマウンドは、今季から土を入れ替えて硬くなった。「僕はここまで投げられてなかった。確認の意味で最後に投げたが、特に違和感はなかった。元々硬いいマウンドの方が好きなので」。投球後には阿波野投手コーチと意見交換も行った。

加入2年目の今季は2月のキャンプで右肩炎症を起こしリタイア。リハビリの後、2軍戦で4試合に登板してようやく1軍昇格。練習前には与田監督から直接登板日を告げられた。「率直にうれしかった。僕自身もどれくらい力んでしまうのか想像つかない。まあ楽しみと不安と今は半々。半々というか両方」。313日ぶりとなる本拠地のマウンドを踏み、気持ちを高ぶらせていた。

チームは前半戦を4連勝で締め、5位ながら2位まで2ゲーム差と肉薄中だ。与田監督も期待を寄せた。「松坂大輔の力をチームの勝利に結びつけてもらう。ベテランたちは、非常に影響力がある。これが勝ち、という形を見せて(勝利を)つなげてほしい」。令和のペナントレースに、満を持して「平成の怪物」がマウンドに帰ってくる。【伊東大介】

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  • 投手練習、打撃練習で快音を響かせ明るい表情を見せる松坂大輔(撮影・森本幸一)