楽天石井一久GM(46)が、今後の補強について考えを示した。また、涌井の金銭トレード及び人的補償が同日の発表となった理由を説明した。

19日、仙台市内の球団事務所で報道陣に対応した。ロッテから鈴木大地内野手をFAで獲得したことの人的補償で、小野郁投手がロッテへ移籍することが決まった。石井GMは「小野くんにとってもチャンスは増えると思う。働く場所もすごくありそうな感じなので、ウィンウィンになればいいと思う」とエールを送った。

ロッテとは今オフ、選手間の入れ替えが頻繁に行われた。涌井の金銭トレードと人的補償の発表が同日となったことに「前から(トレードは)話し合っていて、別で進めていた。たまたまタイミングが同じくらいになった。日にちが近かったのでなら一緒にという形に」と説明した。

また、新外国人投手の獲得へ動いていることも明かし「外国人で終わりかな。もうこれ以上はないかな」と来季へ向けたチームづくりが、佳境に差し掛かっていることを強調した。