大卒2年目のDeNA伊藤裕季也内野手が6日、神奈川・横須賀の球団施設「DOCK」で自主練習を行った。ポール間走や坂道ダッシュなどで汗を流し「体作りをメインで取り組んでいるので、ウエートトレーニングと走る量を意識的に増やしています」と話した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が白紙の状況。外出禁止の寮生活では「部屋でも体幹トレーニングをおこない、夕食後にもウエートトレーニングと素振りは毎日欠かさず取り組んでいます。練習後には趣味のパズルでリフレッシュしています」と意識高く過ごしている。

開幕延期はプラスに捉えている。オープン戦は20打数3安打の打率1割5分と絶不調で、以前から「そのまま開幕していたら上でプレーできてないと思う。ポジティブ要素しかない」と話している。昨季21試合で4本塁打を放った期待の右スラッガー。徹底した走り込みで体を作り直し、来るべき時に備える。