阪神甲子園球場が1日、医療従事者をはじめ、新型コロナウイルス感染拡大防止に尽力している人への感謝の意を込め、球場正面をブルーライトアップする、と発表した。

期間は1日から当面の間で、甲子園球場正面7、8号門上の照明を青色にし「ブルーライトアップ」する。甲子園球場担当者は「新型コロナウイルス感染拡大防止のために、最前線で従事されている関係者の皆様への感謝を込めたブルーライトアップの取り組みを、甲子園球場でも本日から開始します。1日も早い事態の収束と、ファンの皆様をお迎えできる日が来ることを職員一同、心より願っています」とコメントした。

 

◆ブルーライトアップ 青色はイギリスの国営医療サービスのシンボルカラー。新型コロナウイルスと闘う医療従事者に感謝を示そうと、3月にロンドンから始まり、ヨーロッパやアメリカ、日本と世界へ広がった。国内では、東京タワーや大阪・通天閣、太陽の塔など、全国各地の象徴的な施設で順次、青い“声援”の輪がつながっている。施設ごとの動きとは別に、各自治体も連動しており、神戸市も4月半ばからメリケンパークなどで参加。