日本ハム中田翔内野手が27日、千葉・鎌ケ谷でオンライン取材に応じ、ロッテのルーキー佐々木朗希投手との対戦を熱望した。

26日のシート打撃で160キロを投じたことは耳に入れており、「やっぱり評判通りの選手だと思う。期待されて入ってきて、160キロを投げる。すごいことだと思うし、打席に立ってみたい」と話した。

スラッガーとしての本能が、刺激された。「160キロってそうそう、出ない。目の前で(大谷)翔平が160キロを投げるのを見ていたけど、実際に160キロオーバーの球を投げているときに打席に立っていたわけではないので、打席で160キロという速さを見てみたい」。大谷がエンゼルスへ移籍する前はかなわなかった、160キロ右腕との対戦に思いをはせた。

ロッテとは6月2日からZOZOマリンで練習試合3連戦が組まれている。開幕前にも初対戦が実現する可能性もある。「どれだけ速いのかワクワク感もある」と気持ちも高ぶらせる。今春は打撃好調で自らの状態をギャル語で「レベチ」(レベルが違う)と表現してきた。「今までやっていたことを変えるつもりはない」と現状もいい手応えを残すだけに、平成と令和の怪物対決の解禁を楽しみに待ちながら、開幕へ向けても調整していく。