広島は投手陣が踏ん張るも、引き分けで2日以来2週間ぶりに最下位に転落した。先発遠藤が初回に失策も絡んで2点を先取されたが、2回以降は粘りの投球で6回4安打2失点(自責点0)で降板。

薮田、塹江が無失点でつなぎ、守護神フランスアが今季初の2イニングを投げ、無安打無失点と力投した。佐々岡監督は「遠藤も(2回以降)粘って次の点を与えなかった。中継ぎ陣も四球は出したけど、その中で粘り強くやってこういう結果になった」と評価。打撃陣は阪神秋山に5回までゼロに抑えられるなど、拙攻が響いた。

▽広島遠藤(先発で6回4安打2失点、自責点0と力投)「自分のリズムで持って行けなかった。(2回以降は)しっかりゾーンで勝負できたので、そこは合格点だと思います」