ロッテ小野郁投手(24)が10日、契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸1700万円でサインした。

楽天にFA移籍した鈴木大の人的補償として、昨オフに入団し、今季は40試合に登板。150キロ台の直球を武器に、リリーフとして台頭した。初の大幅増に「やればやるほど(年俸が)上がるんだと再確認しました」と話した。

直球は最速156キロ。シーズン途中までは今季チーム最速を誇っていたが、沢村が入団し159キロをマーク。「ずっと抜くって沢村さんに言われてて、本当に抜かれました」と明かした。

来季に向け「勝利の方程式」に入れるだけの可能性を示した。球団からも、守護神益田の将来的な後継者として期待を受ける。「益田さんのように将来しっかり任されるように投げたい」と、安定感アップを目指していく。(金額は推定)