東京オリンピック(五輪)の侍ジャパン内定選手が16日に発表され、阪神岩崎優投手(29)が、初選出された。チームメートの青柳晃洋投手(27)も、ともに初めて選ばれた。

岩崎は今月4日から蓄積疲労のため出場選手登録を抹消されていたが、リフレッシュ期間を経て、この日再合流。日の丸を背負うという、さらにうれしいニュースが届いた。

阪神岩崎の一問一答は以下の通り

   ◇   ◇   ◇

-侍ジャパン内定選手に選ばれた率直な気持ちは

「たくさんピッチャーがいるなかで、選んでもらってすごく光栄ですので、なんとか良い結果を出せるようにやっていきたいなと思います」

-初選出が東京五輪

「日本代表という経験が今までないので、難しいところはありますけれども。でも、いい結果が出るように頑張りたいです」

-どんな役割を任されていると思う

「そこまでまだしっかり考えていないですけれど、とにかく任されたところでどこでもしっかり仕事ができたらと思います」

-他球団の選手との交流もあるがどんなことを吸収したい

「他球団の人と一緒に野球するというのは今までなかったので、いろんな話ができたら自分のためにもなるかなと思います」

-話を聞いてみたい選手は

「みんな人それぞれいろんな考えを持ってやっていると思うので、みんなの話を聞いたりして自分に取り入れていけるものがあればなと思います」

-シーズンとは違い、トーナメントなど負けられない戦いとなる

「トーナメントというのはなかなかないので、どんな雰囲気になるのかなとはありますけど、目の前の試合に勝つというのは普段もやっていることなので」

-東京五輪へ向けての意気込みは

「金メダルを取れるように、そこに自分の力がしっかり出せて貢献できるように頑張っていきたいと思います」

-ここまでを振り返って

「自分自身としてはいい時と悪い時とありましたけど、なんとかチームのためにと思って投げてきたので、それをこれからもできればいいかなと思います」

-ここから1カ月。どのような形で五輪に向かっていきたい

「時間ももらったので、自分としてはオールスター、オリンピックまでは1点もやらないぐらいの気持ちでやっていきます」

-リフレッシュ期間で見つめなおしたことは

「この時間をもらった期間も巨人の試合もチェックしていたので、出たところでしっかり投げられるようにするのは変わらない。そんな感じでいけたらいいかなと思います」

-これまでは毎日投げていて、振り返る時間もなかったと思うが、新たな発見や気づいたことは

「気づいたことというよりも、自分が抹消されるまではチームが勝ったり、負けたりだったんですけど、札幌、仙台で6連勝してくれて、すごい励まされたところがある。また自分がいた時に同じように調子が良くない選手もいたんですけど、そこで一生懸命、活躍しているのを見て、励まされた」