阪神先発の佐藤蓮投手(23)が5回途中を投げ、2本塁打を含む4失点と試合をつくれなかった。平田勝男2軍監督(61)は「まあこういう経験をさせながら。経験経験」と言葉をかけた。

また井上広大外野手(19)が2日オリックス戦(オセアンBS)以来となる「7番右翼」での先発出場。スタメン復帰戦できっちりと適時打を放った。同監督は「今日はライトの動きも良かった。(4番は)小野寺と競争」とさらなる活躍を期待する。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

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-佐藤蓮

(苦笑いした後)カーブ、スライダーもいいし、なんとか5回までと思ったけど。まあこういう経験をさせながら、こういうのは実戦でないと、できていかないんでね。こういうのは四球出そうが、今日は何球投げた? こうやって経験を積ませながらやっていくよ。中継ぎはまたすぐいけるしね。もうちょっとスピードの質というのを上げていければ、全然使えると思うし、経験経験。

-次回も先発か

まだそこが、これで中田が治ってきたり、そういうときにこういうチャンスをね。この3日間はちょっと先発があれなんで。そういうときのチャンスをつかんでくれれば。

-先発復帰の井上が適時打

今日はライトの動きも良かったな。(前日24日まで)残留で、今日はミーティングでも言ったけど奥山にしても藤田にしても、俊介をはじめ、いいようにやってくれていたし。ああやって久しぶりに出場機会、野球できて今日はまた新鮮な気持ちでできたんじゃない。

-以前は4番は奪い取るものだと

これはもう、小野寺と競争してもらう。小野寺もウカウカしてたら代えるよ。そういうところでどう競争して、4番を取り返すか。1回そうやって故障して外れたら、プロの世界というのはこういうもんだというのも、広大(井上)も、(福岡に)遠征も連れて行かなかったんやから。身をもって感じないと。

-危機感を

危機感というまではいかない。力の無さ。まだ実力不足だということを、危機感とかそういうレベルではない。力不足ということ。力をつけなきゃいけないということ。そのためにはメンタルで今日みたいな打席で向かっていく。そうすれば詰まったヒットになったり。そういうもの。

-井上、小野寺、西純、及川がフレッシュオールスターに選出

フレッシュオールスターね、やっぱり、フレッシュオールスターとはいえ、晴れ舞台だから、そこで、あそこでMVPとった選手たちが、1軍でのスター候補といわれるので。小園がカーンと一昨年か、仙台でホームラン打ってさ、一躍、あれで、小園もいま、レギュラーや。そういうところを、この4人は経験してほしいね。

-26、27日の先発は

明日(26日)が望月、明後日(27日)が鈴木。