阪神佐藤輝明内野手(22)と藤浪晋太郎投手(27)が10日、出場選手登録を抹消された。

佐藤輝はプロ初の2軍降格となった。前日9日のヤクルト戦(甲子園)に右翼守備から途中出場し、2打数無安打2三振。35打席連続無安打と自己ワーストをさらに更新した。球団新人最多本塁打を更新した8月19日DeNA戦(東京ドーム)で23号を放ったのを最後に自慢の1発も出ていない。矢野監督は試合後に、今後の起用について「今から考えようかなと思います」と言及していた。2軍で再調整し、復調を図る。

藤浪は9日の同戦に2番手で登板し、1回1/3を3四球で2失点。先発登板を含めて4試合連続2失点以上と勢いに乗れず、降格となった。両選手とも再登録は最短で20日となる。

代わって熊谷敬宥内野手(25)、斎藤友貴哉投手(26)が広島戦の試合前練習に合流し、そのまま1軍登録された。