ソフトバンクは20日、宮崎秋季キャンプ第4クール3日目を終えた。シート打撃では栗原と柳町が本塁打を放ちアピール。藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

-シート打撃では野手の快音が目立った

藤本監督 まず元気がありましたね。元気が一番良かった。今日はメリハリつけて抜き日ということでアメリカン(ノック)で終わったけど、そういうところも踏まえて集中してやってくれたかなと感じます。今日目立ったのは増田、野村、渡辺陸。でも、まだまだです。

-栗原が本塁打

藤本監督 ああやって自分で待っていた球を1発で仕留めるのは大したもん。次は打ち損ねたけど、2回しか立ってないから1回打てばそれでいい。今日は60点です。昨日は10点です。

-柳町もライナー性の打球で本塁打

藤本監督 1回目に失敗して2回目で捉えたっていうところやね。それが1年間ならもっと打席増えてくるわけやから、そこでどれだけ集中できるかっていうところ。当然1年間の中で調子の波はあるけど、悪い時に悪いなりにね。

-外野のレギュラー争いが激しい

藤本監督 今ちょっと真砂が悪すぎますよね。田浦が投げて2死二、三塁っていう一番いいシチュエーションができたのに1ボールから外のボール球を当てにいくようなバッティング。ああいうバッティングはちょっと魅力ないですよね。そこは厳しく言います。

-野村もシート打撃では好調

藤本監督 野村、柳町、佐藤直、増田は目の色を変えてやってくれていると思いますよ。僕が今年2軍で見てきている中で、気持ちが変わってきたかなと見えます。

-今日は日本シリーズが開幕

藤本監督 見てくれた方がいいですよね。出られないわけですから。来年はあそこでやるっていう気持ちでやってもらいたいし。「見ろ」とは言わないです。オフの時間は選手の時間ですからね、体を休めるのも大事やし。見るのも勉強だし。まぁでも食堂でも(テレビが)ついてるから、ほぼ見てるんじゃないですかね。

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