昨季日本一のヤクルトは28日、2年連続最優秀中継ぎの清水昇投手(25)が手締めを行い、沖縄・浦添キャンプを打ち上げた。

対外試合5試合を1勝4敗として全日程を終えた高津臣吾監督(53)は「このままでは勝てないと思います。このまま開幕すると大変なことになる。やはり個人の力、チーム力、すべて状態を上げていくことに専念したい」と危機感をあらわにした。育成選手を含め若手選手を多く抜てきしたが「レギュラーであったり、1軍との差は正直感じました。そこの底上げというか、距離を縮めていかないと勝ち続けるのは難しくなるので、もうちょっと底上げしたかった」と振り返った。

また昨年はキャンプ最終日に開幕投手を発表したが、今年は公表しなかった。