西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(54)が、地元CBCテレビのナイター中継解説のために試合前にバンテリンドームに訪れた。同氏は中日立浪和義監督(52)のPL学園の2学年先輩。3月29日の本拠地開幕戦だった中日-DeNA戦(バンテリンドーム)には応援に駆けつけたが、今回は解説者として来場した。

同氏は午後7時からの放送開始前に、報道陣に対応。現在6連敗中の中日について、清原氏は「連敗しているが、長いシーズン連敗、連勝はある。良く戦ってるな、という印象。監督として怖いのはケガ人。選手のコンディションを整えて戦ったら、(シーズンは)あと3分の2残っている。まだまだ。一方的なワンサイドゲームになりかけても、最後点数返したりとか、そういうことができている。粘り強くやっていけば、連勝は見えてくる」と、後輩が指揮を執る中日にエールを送った。

試合は1点差で惜敗。7連敗を喫した立浪監督は、テレビの放送後会見で中日の監督としての先輩山田氏、PL学園先輩の清原氏に向かって「こういう状況になっているが、残り試合もたくさんある。こういう試合で解説していただいて申し訳ない」と、頭を下げた。