日本ハム新庄剛志監督(50)が中島卓也内野手(31)のファウル打球に備えて身をかがめた。8回の守備から途中出場していた中島に打席が回った9回。それまで三塁側ベンチのフェンスに乗り出していたBIGBOSSは、完全に体がフェンスに隠れようにしゃがんだ。フェンスの隙間から中島の打席を見守り、四球を選んだのを見ると、すくっと立ち上がった。

中島は粘りに定評があり、鋭いライナーのファウルが三塁側ベンチを襲うケースが多い。過去にはファウル打球の直撃を阻止するため、グラブをはめていつでも捕球できるように準備して見守る選手もいたが、新庄監督はとっさに安全な姿勢を取って見守っていた。

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