楽天の若手選手たちが気を吐いた。小深田大翔内野手(26)は、今季初めて1番で先発。1回の第1打席は四球で出塁。3回無死一塁の第2打席は右前打でチャンス拡大。8回1死走者なしでは、見逃し三振に倒れたが、ファウルで粘り15球を投げさせた。交流戦は11戦で38打数12安打、打率3割1分6厘と好調。石井GM兼監督は「最近は打席内でいいアプローチというか、ピッチャーに向かっていってくれて。継続していってほしい」とうなずいた。

6年目の西口直人投手(25)は、1-1で迎えた6回1死一、二塁のピンチで登板。桑原を138キロフォークで空振り三振に打ち取ると、続く嶺井も153キロ直球で空振り三振。値力強い投球で、無失点で切り抜けた。これで8試合連続無失点。指揮官は試合終盤の接戦でマウンドに立つ存在へとなることに期待。「最近安定して、変化球も真っすぐも精度高く投げてはくれていると思います。西口あたりが入ってきてくれると少し(リリーフ陣の)幅はできる」とさらなる成長を願った。

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