投打の柱が離脱。広島の選手会長大瀬良大地投手(30)と、西川龍馬外野手(27)が5日、出場選手登録を抹消された。

大瀬良は3日オリックス1回戦に先発するも、2回に逆転2ランを被弾するなど5回4失点で3敗目を喫した。5月20日の中日戦以降、登板3試合続けて4失点以上を記録。3日の試合後は「全体的にやっぱりいい時のボールではないのかなと、(打者の)反応見てても思う。何とか今の状況をしっかり打破していかないといけない」と話していた。4年連続開幕投手を務めた右腕はここまで5勝3敗、防御率3・65の成績を残す。ここまでリーグ2位タイの69回を投げ、全投球数1123球はリーグ3位だ。

西川は2日の日本ハム戦では先発出場も6回裏に交代し、3、4日のオリックス戦を2試合続けて欠場していた。2日日本ハム戦の6回の打席で下半身を負傷したとみられ、この日姿を見せた屋内練習場では軽く走ったのみで練習を打ち上げた。

今季は主に3番を務め、55試合に出場し、打率2割9分4厘、5本塁打、30打点、2盗塁を記録していた。再登録は15日以後、可能となる。