ノムさんに並んだ!! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合連発となる52号ソロを放ち、63年野村克也(南海)と85年落合博満(ロッテ)に並ぶ、シーズン52号本塁打に到達した。1点リードの6回先頭、阪神青柳に対し、1ストライクからの2球目、外角144キロ直球をバックスクリーン左へ。「偉大な野村克也さんと本塁打数が並ぶことができて光栄です」と喜んだ。

得意の甲子園で決めた。試合前点で、今季阪神戦は19戦で打率3割5厘、6本塁打、15打点。セ・リーグ相手では巨人と並ぶ最少本塁打に抑えられてはいるが、甲子園では6試合で22打数8安打の打率3割6分4厘、5本塁打、9打点。左打者に不利となる右翼から左翼方向への「浜風」が吹く中でもアーチを量産している。7月31日には、その後の5打席連発につながる3打席連続本塁打をマークしていた。

シーズン最終盤でも勢いが衰えない「村神様」。これで64年王貞治(巨人)がマークした日本選手最多の55本塁打に、あと3本と迫った。