「代打の神様」や! 阪神原口文仁内野手(30)が、起死回生の同点打を放った。1点ビハインドの延長10回2死一、三塁で代打で登場。ヤクルト守護神マクガフから左中間への同点打を決めた。雨が降り続く甲子園で、土壇場で試合を振り出しに戻した。

「打ったのはカットボール。みんなが粘ってつないでくれたチャンスだったので、なんとか自分でまず1点もぎ取りたいという一心でした。追い込まれていた中で、とにかく必死に食らいついていくことができたと思います」と振り返った。

今季から捕手登録を外れ、内野手登録として勝負する男が、意地を込めた一振りでファンを沸かせた。