阪神2軍が優勝マジックを5に減らした。先発した桐敷拓馬投手(23)が7回3安打無失点で6勝目。井上広大外野手(21)が左翼ポールのはるか上を越えるの特大の9号ソロを放つなど、勝利に貢献した。平田勝男2軍監督(63)の一問一答は以下の通り。

 

-桐敷が好投

「いやぁ安定してるな。いつも通り、コントロール、球のキレ、スピードも。ボールになるのも紙一重でしょ。そういうところの出し入れもますます(良くなっている)。(6回の)ノーアウト三塁での1、2番で三振取ってほしいところで取ったり、こういうところの勝負どころでの踏んばり、それは見事や」

-投げるスタミナもついてきた

「涼しくなってきて、今日は89球? 普通なら完封ペースやね。それくらいのペースだったけど危なげないわな。これで6勝目か? 勝ち星もあれだけど、本当に安定してる」

-井上のホームランは大きかった

「井上も見事なビッグフライだ。今日のは本当にビッグフライ。ビッグフライイノウエサンだよ。(打球は)どこまで行った? USJまで行ってるやろ。今日はUSJ(台風の影響で)休園でしょ? 休園でよかったよ。アトラクションのところまで十分飛んでいってるのでね」

-前川も代打で打った

「大したもんや。前川の刺激。これが井上にも火をつけてんねん。先輩の貫禄をちょっとは見せたい。そういうところでの前川の存在というのは故障して長かったけど、最後にポーンとヒットを打つやん。見事よ」

-マジックも5に減った

「これはいいことだ。いつも言ってるように、ファームやもん。1軍じゃね、『何がマジックじゃ、静かにしといてくれ』という人もおるやろうけど、そんなんマジック5、どんどんどんどん、みんなそんなんで変な緊張はないし、そんなあれじゃない。それがますます励みになる。結果はどうであれ、『絶対優勝する、勝つ』ということを言い続けてるから、コーチにも言えって言ってるから、そうじゃないと1球の重み、ワンプレーの重みを感じない」

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