中日は25日、福敬登投手(30)が福島県内の病院で「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を受けたことを発表した。今後は医師、トレーナーの指示でリハビリを行う。

「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」は国から難病指定されている疾患で、DeNA三嶋一輝投手(32)も8月に同じ手術を受けた。過去には巨人越智、ソフトバンク大隣らが発症。14年には楽天星野仙一監督(当時)も手術を受けている。

◆胸椎黄色靱帯骨化症 厚生労働省指定の難病の1つ。脊髄の背中側の胸椎を縦につないでいる黄色靱帯が、骨化する疾患。脊髄を圧迫するため、下半身のしびれや脱力、悪化すると歩行が不自由になるなどの症状が出る。無症状で偶然発見される場合もある。原因は不明。