阪神糸原健斗内野手(30)は100万円増の年俸8000万円で契約を更改した。

今季は二塁や三塁をこなし、5つの打順を担うなど幅広く存在感を見せた。しかし負担もあったのか、打率は2割4分7厘。出塁率も3割7厘にとどまり、6年目ではいずれも自己ワーストの数字だった。「個人的な数字が全然ダメだった。来年は本当に勝負の1年になる。覚悟を決めてやっていければ」。背水の思いで7年目を迎える。

昨季遊撃レギュラーの中野が二塁に本格挑戦しており、三塁は佐藤輝がレギュラー候補として構えている。「毎年競争。結果がすべての世界。年齢も30歳になったし、アピールする立場。若い選手にチャンスが多く与えられると思うので、少ないチャンスを生かせる準備をしたい」。100万円アップを得た更改だったが、笑顔はなかった。(金額は推定)

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