阪神の中野拓夢内野手(26)と伊藤将司投手(26)の来季3年目の同学年、同期入団コンビが10日、大阪市内のホテルで行われた阪急交通社主催のトークショーに参加した。

中野は今季の印象に残った試合について、「サイクル超え」の4安打4打点と大活躍した5月14日のDeNA戦(横浜)を挙げた。「サイクルのチャンスがあったんですけど、三塁打が残っていた中で、2本目のホームランが出て、サイクルを超えてしまったのでサイクルを」。1試合2発は人生初で「自分が一番ビックリしましたし、ベンチに帰って『どうした?』って(チームメートに)顔で見られたので。自分自身もよく分かっていない感じでした」と振り返った。

今季両リーグトップの6完投を挙げた伊藤将は、司会者に「特に気持ち良かった試合は?」と聞かれ、「やっぱり2試合連続完封の巨人戦じゃないですかね」と答えた。場内のファンから拍手を送られ、「やっぱりファンの方々も巨人戦は熱くなると思うので、ファンの方がすごく喜んでくれるので、気持ちいいですね」と話した。

また、今季の11犠打がセ・リーグの投手ではDeNA大貫と並び1位であることを司会者から告げられ、「バッティング好きなので。ちょっと中野のバントミスが多いので、教えたろうかなと思います」と場内の笑いを誘い、今季リーグ3位で19犠打の中野は「ちょっとバントあんまり得意じゃないので、教えてもらいたいと思います」と“弟子入り”を志願した。

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