ソフトバンクは11日、今シーズンの「鷹の祭典2023」で着用する特別ユニホームのデザインを発表した。

「エメラルド」をベースにデザインし、これまでにない特別カラーで「勝つぞ-! エメラルド」とユニホームに名付け、「再生」と「幸運」の意味を込めた。3年ぶりの日本一奪還を目指して再び飛躍し、チームとファンに幸運をもたらす特別なカラーとして起用したという。さらに、「勝利」を意味するネービーブルーのストライプラインを配し、チームとファンが一体となって突き進み、「再び勝利をつかみ取る」強い決意を表現した。

発表会見には選手会長の今宮健太内野手(31)、栗原陵矢内野手(26)、今季FAで新加入した近藤健介外野手(29)、開幕投手を務めた大関友久(25)の4選手が出席。今宮は「いろいろな鷹の祭典ユニホームを着用してきましたけど、このような色は初めて。新鮮な気持ちです」。近藤は「このユニホームでスタンドが埋め尽くされると考えると、鮮やかできれいだなと思います。個人的にパワーカラーが緑ってこともあるので、力をもらえそうだなと思います」と話した。

また、昨季は「もっと! もっと! もっと! ホワイト☆」と名付けた「鷹の祭典」では1勝8敗と大きく負け越した。今宮は「ここ何年間は(鷹の祭典で)勝っているイメージがまったくないんですけど、それは、コロナ禍にあって、ファンのみなさんが声を出せない。そういった中で一体感が出てこなかったのが勝てなかった1つの要因なのかなと思います。今年に関してはファンのみなさんも声出し応援が解禁されて一緒に戦えるのは久しぶりなので、今年は間違いなく、この色で勝っていけるのかなと思います」と力強く巻き返しを誓った。

「鷹の祭典2023」は計9試合が予定されており、来場したファンにも同デザインのレプリカ特別ユニホームが配布される。

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