楽天が5連敗を喫し、石井一久監督(49)が、打線の大幅入れ替えを示唆した。

開幕10戦を終え、チーム打率1割8分2厘、17得点はともにリーグワースト。石井監督は「キャリアのある人に頼るというところも含めて、考えないといけない」と明かした。

特に辰己は1割6分2厘、島内は1割4分3厘、浅村は1割2分9厘、阿部は1割7厘と、打線の核を担う選手たちの不調が続いている。

7回に押し出し四球で1点を挙げたが、9回は安田が二塁打を放ち、山崎が打点を挙げ、小深田にも安打。20代の選手たちでなんとか1点をもぎ取った。指揮官は「僕の中ではキャリアのある選手だと思っている。それ以下のキャリアのない選手を使っていくべきなのか、キャリアを持ってことを起こせる選手を使っていくべきなのかというところを考えていかないといけないところにチーム状況はある」。3勝7敗と、つまずいた出だし。立て直しへ向け、決断を下す。

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