「村神様」にリベンジした。DeNA入江大生投手(24)が、昨シーズンに日本選手シーズン最多の56号を浴びたヤクルト村上を抑えた。

5点リードの9回から登板。先頭で対戦し、初球は152キロの速球でボール、2球目の153キロの速球で完全に詰まらせ、一飛に抑えた。

三浦大輔監督(49)は「流れ的に来ましたし、まだまだ対戦していかないといけないバッターだと思うので、1打席だけですけど、ああいう形で去年終わって、思い切って攻めたと思います」とたたえた。

昨年10月3日のヤクルト戦では、シーズン最終打席で新記録を達成され、入江は「全力で勝負しにいった結果、とらえられてしまいました」と悔しさをにじませたが、今季初対戦では入江に軍配が上がった。