ソフトバンクが巨人に逆転負けし、中日に続いて交流戦2カード目の負け越しを喫した。
2点を追う9回2死一塁。1発が出れば同点の場面で4番柳田のバットはむなしく空を切った。
先手は取った。4回。野村勇の死球と三森の右前打などで2死二、三塁とし1番中村晃が左前へ先制の2点適時打。前2打席は三振に倒れていただけに「このチャンスで何とかしようという気持ちだけでした」。主導権を握る一打に一塁ベース上でガッツポーズを見せたリードオフマンだったが、それ以外は打線がつながりを欠いた。直後の5回に逆転を許すと巨人のブルペン陣6投手に0行進。6安打7四死球と、5、8回以外はすべて走者を出しながら今季チーム最多タイの11残塁。あと1本が出ず、最後までG投手陣を攻略できなかった。「(4回は)晃(中村)がよくカバーしてくれたんですけど、その後の同点の場面、逆転の場面で外野フライが打てなかったというのがね」。藤本監督は悔しそうに振り返った。
交流戦はこれで6勝6敗。先発ローテ再編も余儀なくされるだけに、19年以来の「セ界制覇」を目指すチームにとって打線の奮起は絶対条件だ。【佐竹英治】



