ソフトバンクが先発ローテーションを再編した。

13日からのヤクルト3連戦(神宮)は、ともに中6日の有原、東浜に続き、2試合連続ロング救援で結果を残した板東湧梧が今季初先発する。

16日からの阪神3連戦(甲子園)はともに中6日の和田、石川に続き、カーター・スチュワート投手(23)が2年ぶりの1軍先発が濃厚になった。スチュワートは13日に1軍合流する。

板東は2日の広島戦と8日のDeNA戦でロングリリーフ。合計7回1/3を1失点と好投しており、不調の森に代わって先発起用が決まった。

18年の米ドラフト1巡目指名の右腕スチュワートは開幕2軍スタートも、今季はウエスタン・リーグで4試合に登板。いずれも先発で0勝0敗、防御率1・17の成績を残している。直近では10日の同リーグ中日戦で7回96球を投げ、6安打1失点だった。この日、ペイペイドームで投手練習を見守った斎藤学投手コーチは「実物で見ないとというのは若干ありますけど、映像と2軍コーチからの連絡で、『今なら1軍で戦力として見てもらって結構です』という中でのお呼び。あまり中(リリーフ)は考えずに、どこかで先発するチャンスを見つけたい」と話した。

現状、先発陣は苦しい台所事情を強いられている。ガンケルと森は不調。体調不良で離脱した大関に続き、11日の巨人戦に先発した藤井は、左内腹斜筋の肉離れで競技復帰まで4~5週間と診断されていた。

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