ソフトバンク藤本博史監督が、リーグ戦再開に向けて気持ちを切り替えた。交流戦は11勝7敗で終了。23日からは1ゲーム差で追うオリックスとの首位攻防3連戦を迎える。19日までに取材に応じ「オリックスは去年負け越しているから、何とか勝ち越したい。オリックスを一番倒さないと。2連覇しているチームだから、そこを倒さないといけない」と闘志をむき出しにした。

首位奪還に向けては2勝1敗以上が条件だ。早くも前半戦のヤマ場となりそうで、キーマンは投打の新戦力。初戦は2試合で1勝0敗、防御率0・71の有原が先発見込み。シーズン前、指揮官はオリックスに新戦力をぶつける構想も練っていた。相手打線にとっては初見になる右腕で、まずはカード頭を取る。交流戦打率4割1分3厘と打線の軸となる近藤は「いい感じです。このままリーグ再開に向けてやっていきたい」と意気込んでいた。

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