巨人井上温大投手(22)が気迫の続投でマウンドを死守した。2回無死、広島西川の強烈なライナー性の打球が左太ももを直撃。投手強襲の内野安打を許した。

ベンチから阿波野投手コーチとトレーナーがマウンドに駆けつけた。数球の投球練習で状態を確認、続投した。

井上は開幕前に左肘痛を訴えて離脱。リハビリを経て、この日は今季1軍初登板初先発だった。

5回の打席で代打オコエが送られて降板。4回5安打2失点、67球で中継ぎ陣へバトンを託した。「立ち上がりはよかったが、追い込んでから粘られて崩れてしまった。逆転をされないことだけを思って必死に投げた」と振り返った。

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