阪神がブライアン・ケラー投手(29)との契約を解除する方針を固めたことが12日、分かった。近日中にも正式に発表される。今季先発候補として新加入した助っ人右腕だったが、1軍戦での登板は0試合のまま退団することとなった。

右肘痛の影響もあって、2軍戦登板もわずか3試合どまり。4月12日の2軍中日戦を最後に実戦から遠ざかっていた。6月中旬には右肘のドクターチェックを受けるために米国へ一時帰国し、同19日には再来日して鳴尾浜でリハビリを行っていた。また、6月上旬には自身のインスタグラムで、夫人のジェニファーさんが第1子を妊娠したことを明かしていた。

チームはブルペン陣を補強するべく、新外国人として前ヤンキース3Aのコルテン・ブルワー投手(30)の獲得交渉を進めており、近日中にも大筋で合意する見込み。両助っ人右腕が入れ替わる形となりそうだ。