ヤクルト西浦直亨内野手(32)とDeNA阪口皓亮投手(23)のトレードが26日、成立した。

両球団ともに後半戦での巻き返しに向け、7月31日の期限を前に、超異例とも言える同一リーグでの電撃トレードとなる。

DeNAは現在、内野手は佐野(外野登録)、宮崎、牧、大和、京田、柴田、知野、藤田が1軍でプレーするが、右打ちの内野手はファームを含め少なく、補強ポイントだった。

4月に西巻を支配下登録したが、1軍定着には至らず。1軍では主に遊撃で、三塁、二塁での出場経験もある右打ちの内野手の西浦は、そこに合致する選手だった。

阪口は21年にプロ初勝利を挙げ、その年は2勝をマーク。将来のローテ候補の1人だったが、投手陣の層が厚く、今季の1軍登板はなし。潜在能力の高さは魅力的で、新天地で飛躍する可能性を秘める。

◆阪口皓亮「ファンの皆様には突然のトレードの発表になって驚かせてしまっているかもしれませんが、新天地でもしっかり活躍しているところを届けたいなと思います。ベイスターズで一番の思い出は三浦さんが監督になったときに、僕も同じタイミングで初勝利できたことです。今後は同じリーグのチームになりますが、僕のことも応援していただけるとありがたいです。今までベイスターズのファンの皆様、ありがとうございました」