2位ロッテが、キャプテン中村奨吾内野手の2年連続3度目の2桁本塁打となる決勝10号ソロで、3位ソフトバンクとのカード初戦を制した。

同点の3回2死、スチュワートの初球、内寄り150キロ直球を、肘を畳みながら捉えて左翼席へ。18日楽天戦以来、3試合ぶりの快音に「積極的にいこうと思った結果がいい結果になってよかった。完璧というより、うまく打てた」と振り返った。

初回2死では初球を右前打としてポランコの先制弾につなげ、5回無死一塁でも2球目を中前にはじき返して一、三塁とチャンスを拡大。積極的な仕掛けには「あえて初球をいこうというのではなく、甘い球が来たらドンドンいこうと思っている結果」と言う。

3位ソフトバンクを下し、首位オリックスとも7・5ゲーム差を死守。目指すべき優勝へ向け、「しっかり前を向いて全員がやるべきことをやっていく」と、頼れるキャプテンが言葉に力を込めた。

▽ロッテ吉井監督(主軸の活躍で2連勝)「(中村)奨吾がいいところで打ってくれた。ポランコはいつもチャンスで打ってくれるので頼もしいです。初戦、大事な試合だったので勝てて良かったです」

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