阪神が「ボール球地獄」を切り抜けた。

同点の延長10回、加治屋がマウンドへ。制球が定まらずストレートの四球を2人に与えるなど、1死一、二塁で降板した。投じた13球のうち10球がボール球だった。

救援したのが島本。ただ、島本も制球に苦戦する。宇佐見を空振り三振に仕留め2死一、二塁。続く木下に3ボールとした時点で、ベンチは申告敬遠を要求した。2死満塁から溝脇に2ボールとしたものの、なんとか踏ん張り最後は三ゴロに仕留めた。

3四球で満塁の大ピンチをつくったものの、無失点で切り抜けた。