東京地検は29日、東京都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして、強制性交の疑いで書類送検されていたプロ野球・西武の山川穂高内野手(31)を不起訴処分とした。

昨年11月、港区のホテルで20代の知人女性に性的暴行をした疑いで女性が被害届を提出。5月11日に文春オンライン」が報じ、山川は翌12日に「総合的に判断しコンディション調整」との理由で出場選手登録を抹消された。同23日には起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見が付けられて、書類送検されていた。

抹消されて以降はファームで調整が続いている。通算218本塁打の山川も今季は17試合出場で打率2割5分4厘、0本塁打、5打点にとどまっている。