3日に死球を受け、前日4日に「打撲」と診断された阪神近本光司外野手(28)が、通常通りに球場入りした。午後3時30分前、チームバスでバンテリンドームに到着。他のナインと同様にバットケースなどを持ち込んだ。グラウンドでは8月26日にプロ通算2000本安打を達成した中日大島と笑顔で話す場面もみられた。

アップを終えると、外野ではダッシュを行った。トレーナーとキャッチボールも行い、外野でフリー打撃の打球を捕球した。その後、ベンチ裏へと戻り、室内で打撃練習を行った。

練習後、取材に応じ「確認した感じで。ランニングして、キャッチボールして、バッティングして、確認しました」とコメント。打撃の強度についても「確認です」と強調した。この日はベンチ外となったが、6日以降の出場については「それはもう分からないです。監督がどう判断するか」と説明。患部の痛みについても「治療に専念します。今日は、今日は」と繰り返した。

近本は3日のヤクルト戦(神宮)、7点リードの9回に左腕山本から右脇腹付近に死球を受け、途中交代。前日4日の午前中に都内の病院を受診し、打撲であることが判明していた。前回7月に死球を受け肋骨(ろっこつ)骨折となった箇所とは「ちょっとズレてるみたい」と、岡田監督は説明していた。

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