阪神は3日、高山俊外野手(30)、北條史也内野手(29)、板山祐太郎外野手(29)、山本泰寛内野手(30)、二保旭投手(33)、渡辺雄大投手(32)、小林慶祐投手(31)、育成選手の望月惇志投手(26)の8選手と、来季の契約を結ばないと伝えたことを発表した。今後については7選手は現役続行を希望し、望月のみ未定となっている。

◇    ◇    ◇

望月は15年ドラフト4位で阪神に入団。18年には自己最多の37試合に登板し、19年には初勝利を挙げた。だが21年には1軍未登板に終わり、同オフに育成契約を締結。支配下復帰を目指す中、昨年9月には右肩の手術も行った。「やっぱりケガがすごい多くて、リハビリしてる時間がすごく長かったので。その分、本当いろんなトレーナーさんとかドクター含め、いろんな人に助けてもらって、上で投げることもできましたし。そういう思い出が1番強いかなと思います」。

今季2軍戦13試合に登板も、今後の現役続行は未定。「肩の術後も、最後ゲームすごいたくさん投げさせてもらったのはすごい良かったんですけど、ちょっと自分の肩とも相談しながらって感じが今は1番かなと」と語った。

【一覧】プロ野球12球団 戦力外 退団 移籍 引退選手など