ヤクルト長岡秀樹内野手(22)が9日に宮崎で開幕するフェニックスリーグに2年ぶりに参戦する。22年シーズンにゴールデングラブ賞を受賞したレギュラー遊撃手だが、来季のV奪回に向けて若手の登竜門である教育リーグで鍛え直す。

長岡は今季135試合に出場し、打率2割2分7厘、101安打、3本塁打、35打点の成績だった。昨季の139試合、打率2割4分1厘、123安打、9本塁打、48打点の成績から若干、数字を落とした形。終盤戦では同期の武岡龍世内野手(22)がスタメン出場する機会も増えていた。

1年目で4勝(2敗)を挙げたドラ1右腕吉村貢司郎投手(25)も参戦する。ルーキーイヤーに開幕ローテーションを勝ち取った。先発4試合目の4月30日阪神戦(神宮)ではプロ初勝利を飾ったが、右前腕を痛め5月25日に離脱。再昇格は9月3日と長いファーム生活を余儀なくされた。高津監督は「しっかり1年間戦える体をつくって来年に備えてほしい」と語っており、早速10月から来季への体づくりをスタートさせる。

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