ソフトバンクが20日、ドラフト会議(26日)に向けた編成会議をペイペイドームで行った。各地区のスカウトが集結し、ドラフト候補生の評価を出し合った。永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長(48)は1位候補について「いい選手がたくさんいる。突出した選手がいない。力が拮抗している分、最後まで迷うかな」と現状を語った。

ホークスは20年佐藤輝(競合で阪神)、21年風間、22年はイヒネと3年連続で1位指名選手を公表してきた。ただ、今年に関しては「他球団の動向も見ながら。大事なことなのでしっかり考えていきたい」と慎重だ。今季は12球団で唯一、規定投球回に達した投手がおらず、2桁勝利も10勝の有原のみ。今年は大学・社会人の即戦力の投手が豊作とあって、補強ポイントの選手を入念に見極めていく。

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