年末の「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場するライオンズジュニアが3日、西武の本拠地ベルーナドームでスワローズジュニアと練習試合を行い、9-3で勝利した。

ライオンズジュニアは初回、5番渡辺琥生投手の適時三塁打で2点を先制。その直後に中村航大内野手が初球を適時打にし、さらに加点した。

2回にも近藤楓貴内野手、長田昂大捕手の連続長打で2点追加。3、4回も得点を重ねた。

投げては長身右腕の渡辺がスワローズジュニアの強力打線に粘り強く投げ、柳田泰佑投手との継投で2失点に抑え込んだ。

元西武投手の星野智樹監督(46)は「ヤクルトさんにはずっと練習試合でやられてたんで、たまたまです」と謙遜し「11月に入ったらちょっと気合入れてやろうかなと。なれ合いになってくる時期なので、ここからもう1度ぐっと力を入れようと思います」と12月末の本番を見据えた。

初回適時打の中村は、中村剛也内野手(40)の次男でもある。星野監督は「口も達者ですけど、結果も出てます。一塁のハンドリングもうまいので、助かっています」と頼もしそうに見つめていた。

NPB12球団ジュニアトーナメントは12月26日からの3日間、神宮と横浜スタジアムで開催される。

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