チーム38年ぶりの日本一に守護神として貢献した阪神岩崎優投手(32)が21日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。昨オフに4年総額8億円の大型契約を結んでおり、来季が2年目。契約内容の変更については「特にないです」とし、球団から多くのねぎらいの言葉を受けサインした。

プロ10年目の今季は60試合に登板し、3勝3敗、防御率1・77。35セーブでセーブ王に輝き、初のタイトル獲得となった。「タイトルに関しては1人では取れないので。勝ちでつないでくれたその前の投手とか、点をとってくれた野手のおかげなので、チームと首脳陣と感謝したい」。

ブルペンの精神的支柱としても存在感を発揮した。「力のある選手がたくさんいますし、まだ伸びると思う。そこに負けないように、まず自分が成績出して引っ張っていけるようにと思っています。成績で他のメンバーを引っ張って行きたい。ブルペンの中で一番いい成績出せるようにやっていきたいです」と来季も変わらぬ姿勢を貫く。

連覇を狙うシーズンへ向け「今年、普通に戦うってことでやってきて、来年は日本一の立場で迎えるシーズンですけど、そういったところで、自分だったりチームも成長できるチャンスだと思う。来年は来年で戦っていきたい」と力を込めた。(金額は推定)

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