ソフトバンク野村勇内野手(26)が29日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸2300万円でサインした。ルーキーイヤーの昨季は1300万円増だった。初の減俸に「ケガして前半戦のほとんどは(1軍に)いなかった。そこから自分の思うような調子に持っていけなかった。妥当かなと思います」と振り返った。

昨季は97試合に出場し、打率2割3分9厘、10本塁打、10盗塁をマーク。さらなる飛躍を期待された今季はキャンプ中に下半身コンディション不良を訴え、3月31日に腰の手術を受けた。6月に1軍昇格したが「万全な状態ではなかった」と明かし、50試合の出場で打率1割6分、3本塁打、7打点と悔しい結果に終わった。

オフは例年通り、元ホークスで今季限りで現役引退した松田宣浩氏の自主トレに参加する。「来シーズンは本当に勝負の年になる。(成績の)数字とかは考えず、レギュラーを取るためにやっていきます」と来季の巻き返しを誓った。

▼生海(50万円増の1050万円で契約更改)「2年目は開幕スタメンでいって、試合に多く出場できるように頑張ります。本塁打は20本以上はいきます」