プロ6年目で自己最多71試合に出場したDeNA山本祐大捕手(25)が14日、今季の飛躍には母親の存在があったことを明かした。

神奈川・横浜市内の球団事務所で契約交渉し、倍増以上となる1270万円アップの年俸2300万円でサインした。「チームメートのおかげではありますけど」と前置きして、続けた。

「僕の母がちょっと体調を崩しまして。今年、やっぱり元気な姿を見せてあげたいっていうのと、やっぱテレビに出れば。(実家が)大阪なので、こっちに来ることもできないですし、テレビに出てれば、僕がこう、活躍してる姿ってところを見せられると思ったので、一緒に戦ってる感じがしたのと。そこは、やっぱ支えでしたし、頑張ろうと思いました」

中継でプレー姿を見た母親から「元気が出た」と連絡が来ていたという。「それは僕もうれしかったですし、もっともっと頑張ってる姿を見せたいなって」。

来年の目標には、100試合以上の出場を掲げた。「元気になったら、もちろん沖縄キャンプにも呼びたいですし、ハマスタとか、いろんなところに。野球に関係することで、また親孝行したいなっていう風に思ってます」と思いを語った。(金額は推定)