広島新井貴浩監督(46)が18日、殿堂入りが決まった広島OBで現在は球団アドバイザーを務める黒田博樹氏(48)を祝福した。野球殿堂博物館が同日、プレーヤー表彰として同氏の殿堂入りしたと発表した。

和歌山・高野山の清浄心院で護摩行に臨んだ新井監督は現役時代もともにした先輩について「本当におめでとうございます。当然だと思いますね。黒田さんは本物のレジェンドだと思います。なかなか黒田さんみたいな選手というか、人は出てこないでしょ。誇らしいです」と心から喜んだ。

黒田氏は球団25年ぶりのリーグ優勝に貢献した16年のオフに現役を引退後、23年からは球団アドバイザーを務めて新井監督のサポートや選手育成に尽力している。指揮官は「去年も自分が思っているはるか以上に協力してくださった。見えないところですごくチームのために考えて動いてくれている。また引き続き一緒に戦えることはうれしいですし、感謝しています」と話した。